空き缶。

昨日は寝るのが遅かったのに、今日は朝からわりと元気だ。
こんな日がずっと続けばよい。

さてさて、今日、電車の中でとある酔っ払ったサラリーマンがいた。
50歳くらいのサラリーマンだったけど、その趣、その雰囲気、そのたたずまい、全てにおいてドリフの酔っ払いだった。
残念なのは、ネクタイを頭に締めてない点くらいだ。
あと、早い時間なのにあれだけ酔ってるのも不思議だった。

電車に入ってきた瞬間、よろけてたけど、席が空いてなかったから、ドアの前でフラフラしてた。

電車が動き出して、カーブを通るたびにあっち行ったりこっち行ったりと、ふらつくさまは、空き缶が電車の中を彷徨う姿に似てた。

案の定、周りには誰も人がいなくなってた。


それはちょっと可哀想。