妖精さん。

cha-boz2009-01-22


「鼻水が止まらない」事を日記に書こうとしたら、ふと、昔「ロマンティックが止まらない」って言う曲があった事を思い出した。
やっぱり、この鼻水もロマンティックなのだろうか。
嫌だ。


さてさて、今日は朝からてんやわんやな一日でした。
朝、いつものように最高に眠い状態で仕事へ行く準備をし、いざ家を出ようかと思ったら、あれまびっくり。家の鍵が見当たりません。
どこをどう探しても見つからない。
しかも、すでに家を出なければいけない時間も過ぎ、最高に焦りながら部屋中を探し回ってもどこにも無い。
全身全霊、俺の体に宿る全てのエネルギーをこめて、最後に家の鍵を使った記憶を思い出したところ、昨日の夜、寝る前にジュースを買いに家を出て使ったのが最後だと言う事に気が付いた。
もしかして、その時に鍵を落としたのだろうか!と思ったが、ひとつだけ残る大きな疑問が。


俺は家の中に居ると言う事だ。


ジュースを買いに行く時も家の鍵をかけるのだが、もしその時に落としたのならば、家に入れないはず。
なので、俺が家の中に居ると言うことは、鍵も一緒に家の中にあると言う事。
なんだけど、どこにも無い。


パニック。

刻一刻と過ぎ去る時間。

テレビの番組で表示される正確な時間を見てびびる。

もう、家を出ないと遅刻をする時間が迫っているが見つからない。

限界を超えたところで、諦めてスペアキーを捜して、とりあえずスペアキーで鍵をかけ、仕事に行ってきました。


今まで何回か、仕事に行く間際に鍵が見当たらない事はあったけど、なんとか見つけ無事会社に行っていたのだが、今回は違う。
まったく見つかりませんでした。

久しぶりのヒヤヒヤしながらの仕事。

こんな時はものすんごい想像力が働きます。


俺:「もしかして、夜寝ている間に誰かが忍び込んで鍵を盗んだのか?!」
俺:「しかもその鍵を使って、今、家に忍び込んでるかも!!」
俺:「家に帰って部屋中が荒らさせてたらどうしよう!!!」
俺:「あ、でも、今の部屋は元々散かってるし、ぐちゃぐちゃだなー。」
俺:「あの散かりようだと、荒らされてるかわからないし、警察を呼ぶときも部屋をかたしてから呼ばないとなー」
俺:「っつーか、部屋は片付けてはいけない気がする。現状維持で呼ばなければいけなかったはず。」
俺:「はぁ、困ったなぁ」


こんな事を考えながら、仕事をしていました。
プフー。

んで、即効で仕事を終わらせ、寄り道なんかせずに帰宅し、フルパワーで探したところ、普通にテーブルの下に「ポテッ」って落ちてました。
「ポテッ」って。
少し可愛らしさも残るような存在感。
死角になってるところではあったが、普通に落ちてた。
「なんですとー!!」
と叫びたくなる状況。


ただ、今回は嬉しさも感じた。
無くしたら色々とかつ、最高に面倒な事になっていたので、怒りより嬉しさの方が遥かに大きい。
嬉しさを表現するならば、ロッキー2で、ロッキーがトレーニングで町を走り回り何十人もの人が一緒に走り回り、ロッキーが階段を駆け上がり、上りきったところで両手を上げ、ピョンピョン跳ねているような嬉しさ。


あー、良かった。

でも、なんであんなところに落ちてたんだろうか。
何故、朝の俺はそれを見つけられなかったのだろうか。
どうして、帰宅した俺は直ぐに見つけられたのだろうか。

やっぱり、俺んちは妖精が住んでるのかも。


妖精さんやめてください。いたずらは。